映画「セッション」
先日、ひっさしぶりにDVD借りて映画を見ました。
映画「セッション」、ジャズの映画です。
映画「マイ・インターンが」が大好きでそれを借りに行ったのですが、
なんとなく気になって借りたDVDでした。(ここ1年JAZZが好きになり始めているので)
ラストシーン、自分でもなんでかわからないほど込み上げるものがあって、
泣いてました。もう泣いているというか、咽び泣いてるという感じ、、、汗
嗚咽があげて泣いたのって、10年ぶりぐらいかもしれない、、、。
(映画では初めて)
昇華。
それを書いた作品なのかなぁ、と生意気ながらにも思いました。
技術を何かを極めて昇華までさせるのには、多分、楽しいだけじゃだめで。
挫折、悔しさ、覚悟。そういう負のものもまぜこぜにしたハングリー精神は絶対必要で。
また、なんとなく現代の「甘さ」のもたらす悪性を描いているような気もして、
身をつまされる思いでした。
「自分あまっあまの中だな」
と。
そしてそのことへのありがたみと害悪の両方をしっかり覚えておこうと思ったのでした。
研究や知的生活とかお仕事とかで高みに行こうとするは多分ちょっとベクトル違うけど。(ユーモアとか、ある程度のあそびとか、協力とか必要だし)
音楽とかスポーツとかを極めるって多分こういうことが、高みに行くってことなんだろうなぁと思いました。
印象に残った言葉は
「世の中、甘くなった。ジャズが死ぬわけだ。」
「(ジャズの世界で)もっとも危険な言葉は、「上出来だ(グッド・ジョブ)」という安易な言葉だよ。」
「シンバルを投げられて泣いた理由を考えてみろ(多分原文ろ違う)」
おかげさまで、今日はcaravanを聴いてます。
(書いた時間36分)